☆偶数月第一土曜に語り合いの会をもっています☆


by あ~あ

カテゴリ:ご参加へのお礼とご報告( 53 )

ご報告です。

8月6日(土)、13時30分から新大阪のココプラザでにじいろの会が持たれました。

★今回の参加者は全員が女性でお母さんでした(男性で、アスペルガーの配偶者をおもちの方など様々な背景の方、ご参加もお待ちしています。対象は配偶者及びパートナーがアスペルガーの方です。)。少人数だったので、(前回お伝えしていた)1人当たりの時間も制限せず、「井戸端」会議という雰囲気で皆が思い思いに話しました。結果として母目線での発言が多かったです。

★イレギュラーにブログ管理人、あ~あからの話題提供をしました。
このブログ管理人の立場で、学会(9月)の自主シンポジウムでアスペルガーを配偶者にもつ人間の大変さと成人アスペルガーを支援するためのなんらかの方策への提言をします。その案のモトのモトを持って行きました。
また、このシンポジウムのキーワード、「カサンドラ愛情剥奪障害」についての言葉の定義と私たちとの関係もチラッと提示しました。また、この件感想などご意見いただければありがたいです。このカサンドラ~という言葉、私たち(少なくとも私)の症状を言い当てています。アスペルガーを配偶者に持つことの大変さを説明するのに手っ取り早い言葉だと思いました。


注)あくまでも、この場で語られたことで、すべてのアスペルガーを配偶者にもつ人が同じとは言っていません。また、アスペルガーご本人がお読みになった場合、不快感をもたれると思われます。しかし、私たちの立場の者にとってはこの記述は必要です。お読みになる場合、その点をお含みおきの上、お読みください。



★今回の話題でよく聞かれたことは、参加者さんが体調管理に関してです。自分自身が健康で自立する必要が延べられました。もちろん体調不良はアスペルガーである配偶者に振り回された(?)結果です。
婦人科系の不調、高血圧、体重の増減、怒りからくるストレス
⇒これがカサンドラ愛情剥奪障害と重なります。

☆自分自身を大切にして、自立する必要
母役割が果たせなくなると、子どもへの責任は全うできない
(アスペである父親はこの責任を理解できない)
健康管理と怒りとの付き合い方
その場を収めるために自分自身をだましつづけた=怒りを殺す⇒ストレスが積み重なる
⇒当然のことなんですが、そんな簡単なことすら気づかずに怒涛のごとく毎日を過ごしていました。

☆結婚に何を求めるか(アスペ夫の良い点に目を向けると)
まじめ、仕事熱心、賭け事しない、友達いない=働き手、収入 それだけ??

☆社会の常識とのギャップ
挙げられたエピソードは個人情報への配慮と、モラル上の配慮で書かない
内容は非アスペの世界ではありえないことばかり。
ギャップとの戦い
世間体との戦い:「まじめに働くご主人なのに・・・」、
一般的な家族像とのギャップを子どもにどう伝えるか?⇒子どもは感じています

☆子育て
親のどちらか/もしくは両方がアスペだと、
子どもに夫婦のモデル、母親のモデル、父親のモデルを提示することができない
というか、人としてのモデルになれないアスペ親、
⇒‘反面教師’という言葉もありますね
すべて非アスペ親が背負う
子どもと同レベルでけんかする/遊ぶアスペ夫=決して親としてではない
子どもが大きくなると興味を示さなくなるアスペ夫
子どもへの説明は?
子どもは普通ではないと感じている⇒‘三歳児並’参照
アスペ父をみて気を使う子ども

☆定年後どうする?
今決めることではない(おそらく、全員が定年までに10年以上ある?・・・話からの推測)
⇒いろんな世代の同じ経験者のお話が聞きたいです
一つの選択肢として、離婚もあるが、アスペとの離婚のプロセスを考えると、そのずれた発言とかみ合わない話し合いが続くのかと想像すると、ぞっとする

☆三歳児並のアスペ夫
ジコチューで一方的で意見押し付け:他人が自分と同じ人間だとは思っていない
モラルがない=俺様ルール
被害者意識が高い、他人に非があり自分は正義
自分を受け入れてくれ! 相手の状況お構いなし
弱者に暴言
子どもの親としての自覚なし、もちろん夫としても自覚なし
妻に庇護を求める 子どもにも庇護を求める
DVへ発展するのも珍しくない
相談してもわからない、他人事、考える気もない
説明してもわからない
言わずに訳の分からんことをする
⇒社会的な役割がわかるはずがありません
⇒こちらは疲れ果てます⇒カサンドラ~になってしまいます

☆アスペである夫の育った環境
一概に言えないが、アスペの特性が承認される環境で遺伝の要素もある???
アスペ夫以外にアスペの可能性のある夫の親族
そこに嫁として入ると何らかのトラブルがあるとこちらに落ち度がなくても完全に悪者呼ばわりされる
⇒同じ価値観にはなれません⇒‘三歳児並’参照

☆結論は距離が必要
(家庭内)別居の工夫
対峙しない工夫

☆愚痴を言う場が必要
⇒そこでこのオフ会、にじいろを発起人るいっちさんが作りました
愚痴を言って、理解してもらえるのがこの場。それにより、普段の生活に戻ってから、家族のためにできることをするようになれるように

★カサンドラ愛情剥奪障害とは(HPよりコピペ)

☆Symptoms
Low self esteem.
Feeling confused/bewildered.
Feelings of anger/depression.
Feelings of guilt.
Loss of self.
Mental health.
Physical health.
☆Is Anyone Listening?
☆Mental Health
Anger turned to depression.
Anxiety.
Phobias - agoraphobia - flying - social.
Asperger ways.
Complete breakdown.
Medication and therapy.
☆Physical Effects
☆Why?
☆Letting Go of Hope
☆Having a voice


★今後、学会でアスペルガーの配偶者の会、にじいろをブログ管理人として述べます
「日本自閉症スペクトラム学会第10回記念研究大会」
2011年9月10日(土)・9月11日(日)⇒11日の自主シンポジウムのどれかです
⇒ご参考:http://www.autistic-spectrum.jp/


★参考文献や紹介された書籍、URLなど

☆『アスペルガーのパートナーのいる女性が知っておくべき22の心得』
ルディ・シモン
⇒何度かこのブログに書いていますが、マニュアルになります。また、この会とブログが紹介されています。カサンドラ~もここに載っています。

☆『これって、大人の発達障害』PHP出版
佐々木加奈 

☆『家族収容所―「妻」という謎』信田 さよ子
⇒アスペルガーそのものとは関係ありませんが、家族そのもの、役割を考える手立てになるそうです。

☆http://blog.m3.com/adhd_asperger_etc
⇒沖縄の精神科医のブログです。アスペの解説、配偶者についてのの記述もあります。(10日追記)

とくにカサンドラ~について
☆Yahooの知恵袋への解答
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1257346307
⇒配偶者への影響、カサンドラ~についての解答
☆Maxine Aston(イギリスのカップルカウンセラー)のHP
http://www.maxineaston.co.uk/
⇒カサンドラ~について述べられています 
アストン氏はカサンドラ~である配偶者とアスペルガー本人のカップルカウンセラー

★感想(追記)
書き上げた後何時間か経って、ふと書いていた時の気持ちが思い返されました。プライバシーの配慮はもちろんしながら書いているのは当然ですが、これまでの報告も含め、ずいぶん書いていないことが多いことに気がつきました。今回はプライバシーとモラル上の配慮で書かないことを記しましたが、私にとってここでお聞きするエピソードはすべて、同じような経験をしていることを思い返されることです。その時なさったご自身のお気持ちが痛いほど理解できます。なんらかのパーツの一部が違うだけで核心は同じです。それにより傷ついている私たち配偶者の気持ちも同じです。また、その時は思い出せなかったものの、後からよく似た経験をしていることがふと思い返される瞬間もあります。今回も今までも、書かなかったその理由は、プライバシーの配慮とモラル上の配慮。それから、書いたら恥ずかしい内容です。この恥ずかしいという感情はいったい何なのか、身内の恥をさらしたくないのか、こんな恥ずかしい発想をする人の配偶者であるのが恥ずかしいのか、まだわかりません。しかし、それらエピソードは非アスペの世界で、マスコミ等の公の媒体を通じて特定の団体や個人に対して発信すると、バッシングを受け、謝罪を要する内容です。この点、社会とのズレに直面し続けるのがアスペルガーを配偶者にもつ人の立場なんだと改めて認識しました。


★感謝
今回も、参加してくださる方々に感謝しています。皆さんとの出会いで、ひとりじゃないと、前向きになれそうです。共感ができる貴重な機会は私にとって、楽しく癒される時間です。発起人のるいっちさん、こまごまとしたご配慮にいつも感謝しています。
参加してくださった皆さんも参加してくださったことで、何らかの好転があることを願っています。



★お願い
☆参加者の皆様、ここに書いた内容で訂正が必要でしたら、コメントください。
☆この文章に矛盾や不明な点がありましたら、コメントください。
☆参加者の皆様、削除が必要な文章がありましたら、コメントください。
よろしくお願いします。
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by aaa-ruicchi | 2011-08-07 02:05 | ご参加へのお礼とご報告
ご報告です。

6月4日(土)、13時30分から新大阪のココプラザでにじいろの会が持たれました。

今回の参加者は全員が女性でした。
(男性で、アスペルガーの配偶者をおもちの方のご参加もお待ちしています)


注)あくまでも、この場で語られたことで、すべてのアスペルガーを配偶者にもつ人が同じとは言っていません。



★今回の話題でよく聞かれたことは、参加者さんが体調を崩すという内容でした。アスペルガーである配偶者に振り回された(?)結果です。



鬱、ノイローゼ、反応性神経症、希少貧血、線維筋痛症などなど。これはかなり深刻な話だと思います。また、鬱と気づかず、困った感が続くなどの症状も一般的にアスペルガーを配偶者にもつ人によくあらわれるそうです。



アスペルガーである配偶者に、振り回されるだけではなく自分の人生を自分のために生きる必要が延べられました。それが健康のためによく、ひいては家族のためにもつながっていきます。

「アスペルガーであることを知ることによって、あきらめられるようにもなりましたが、へこむときはへこみます。」

「私が変なんじゃない!」と言っても、世間からバッシングされることも珍しくありません。
それは、
とりようによると、「人にうらやましがられる結婚」だったりしますが、実質は中心の本来あるべきものがすっぽり抜けていて、本来私たちが求めているものだったりします。
でも、「変じゃない」のは事実です。「私が変じゃない!」と自分自身を肯定する必要があります。

周りにただ事ではないと認識させることが第一歩なのかもしれません。・・・まずは身近から

アスペルガーである配偶者に「いつもどおり」であるルーティンをインプットすればとりあえず、いつも通りに動いてくれますが、インプットできるまでの説明が大変、理解させるのは苦難です。

また、アスペルガー当人は、非常に魅力的であることも多く、恋愛感情の高まりと、上に述べている事も含む大変さのアップダウンが激しすぎ、これらに振り回されて、体調を壊してしまう例も挙げられました。

それらに加えて、これら体調を壊す原因はアスペルガーを配偶者にもつ女性がジェンダー役割を完璧に果たしているから、世間も「奥さんがやって当たり前」との認識があるからだとの指摘もありました。「奥さんがやって当たり前」と言っても、アスペルガーが求めるものは半端ではありません。定型の人とは質が異なります。アスペルガー当人がパートナーに選ぶ人は、母性的な正反対な人か、同質な人かだそうです。⇒ズレているアスペルガーが母性的な配偶者に定型では考えられない半端でない「(アスペの)常識」を押し付けてこられるともう大変です。これがしつこいくどい。

今回初めて国際結婚の方が(お二人も)いらっしゃいました。アスペルガー本で、アスペルガーは国際結婚をする傾向が強いとよく書かれていますが、この会にいらしたのは初めてでした。


その他、テレビでのアスペルガーの取り上げ方も語られました。
一般的過ぎて、きれいごとで終わっている。配偶者の大変さが伝わってこない。などの意見がありました。多方面からのバッシングを避けるために上品な仕上がりになっていますが、決してそのようなきれいごとではない悲惨な日常があります。


また、子どもに対するトレーニングを大人に応用する案も聞かれました。やはりアスペルガーの研究や対応は年齢が低いほど手厚いです。大人はまだまだ。そうなると当然のことながら、アスペルガーを配偶者にもつ人はあまり相手にされません。



★専門用語(今後調べます・・・いつ???、すみません、どなたか、一つの用語に1行ぐらいの説明コメント欄に書いてくださったら、とってもありがたいです。)
・症状:PDD/ASD, HFA, AS, PDD-NOS
・療法:TEACCH, PEC, ABA, 感覚統合


★今後、学会でアスペルガーの配偶者の会、にじいろをブログ管理人として述べます
「日本自閉症スペクトラム学会第10回記念研究大会」
2011年9月10日(土)・9月11日(日)⇒まだどちらの日かわかりません
⇒ご参考:http://www.autistic-spectrum.jp/


★参考文献や紹介された書籍など

『一緒にいてもひとり―アスペルガーの結婚がうまくいくために』
カトリン・ベントリー(著), 室崎 育美 (翻訳)
⇒アスペルガーは国際結婚する傾向があるとの記述があるそうです

『旦那(アキラ)さんはアスペルガー』
野波 ツナ (著), 宮尾 益知 (監修)
⇒いろんなタイプのアスペルガーがあることが書かれています アキラさんは受動です

『アスペルガーのパートナーのいる女性が知っておくべき22の心得』
ルディ・シモン
⇒何度かこのブログに書いていますが、マニュアルになります。また、この会とブログが紹介されています。

『これって、大人の発達障害』PHP出版
佐々木加奈 
⇒出たばかりです

『アスペルガーですが、妻で母で社長です』
アズ直子
⇒アスペルガーの人が日常(この場合仕事)をおくるための工夫などが書かれているそうです


★感謝
今回も、参加してくださる方々に感謝しています。皆さんとの出会いで、ひとりじゃないと、前向きになれそうです。今回は初めてアスペの国際結婚のお話を聞かせていただいて、刺激が大きかったです。でも、共感ができたのはアスペで大変な思いをしているというつながりがあるからでしょうね。
参加してくださった皆さんも参加してくださったことで、何らかの好転があることを願っています。



★お願い
☆参加者の皆様、ここに書いた内容で訂正が必要でしたら、コメントください。
☆この文章に矛盾や不明な点がありましたら、コメントください。
☆参加者の皆様、削除が必要な文章がありましたら、コメントください。
よろしくお願いします。
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by aaa-ruicchi | 2011-06-04 22:32 | ご参加へのお礼とご報告
遅くなり、すみません。

ご報告です。

4月2日(土)、13時30分から新大阪のココプラザでにじいろの会が持たれました。

今回の参加者は全員が女性でした。
(男性で、アスペルガーの配偶者をおもちの方のご参加もお待ちしています)


注)あくまでも、この場で語られたことで、すべてのアスペルガーを配偶者にもつ人が同じとは言っていません。

今回の話題は

 振り回されるだけでなく、アスペルガーに関する情報と知識の必要性と自分自身が救われた上で先に進むことの必要性について語られたと感じています。
 水面下で息苦しい中もがいていて、やっと水の上に顔を出せた状態から、先です。息ができるようになり、人に話せるようになるということです(参加者のgさんの表現です)。
 私にとって、とても共感できてお聞きできたことです。また、振り回される大変さを共感できるのも、ありがたいです。
 今回は、1)振り回される、2)情報と知識、3)先に進む、に分けて、ご報告します。

1)振り回される配偶者(=助けてもらえる公的な場は見つけにくい)
・訳が分からんことが怒涛のごとく
・家族のなんらかのイベント(子どもの結婚、子どもの受験、引っ越し、不動産に係る手続き、
 などなど)は他人事のアスペルガーである配偶者
・何もかも背負ってきた配偶者
・イライラ
・うつ
・めまいなど体調にでる

2)アスペルガーに関する情報と知識(+実態)
・結婚で出てくる役割が理解できない
・知的レベルは高い
・日常のルーティンはこなせる
・パニック(=攻撃的態度)を起こす
 パターンがある 理由の一つは生育歴、その過程でショックが残っているものを想起させられる事 柄が起こるとパニック あとはケロッとしている
 ⇒help meサインが出せない、気持ちを言葉にできない、過去のお葬式をしてあげる、落ち着かせ る工夫が必要
 感情修復方法を知る必要
・情報が入らない(=理解できない、興味がない)
・情報に負けて発揮できない
・臨機応変に対応ができない、要所要所ができない
・自分のことを棚に上げ、他人事を評価する
・自分の負の経緯を考慮できず、今起こっていることを表面的に批判する
・正直者(相手の気持ちを考えることなく目に見えていることを口にする)
・繊細で弱い
・脳が疲れる
・配偶者からのもって行き方によれば、スムーズに進む

3)配偶者が前に進む
・人生本を読む
・自分と向き合う
・許さないと立ち直れない
・見返りを求めない
・わかってもらえないと認識する
・できるだけ離れる(アスペルガーである配偶者がひとりになる空間と時間を作る)
・できるだけ具体的にレールを引く
・アスペルガーである配偶者のストレスレベルを下げる工夫をすると、環境が安定し、自分自身のストレスも減少する

私自身が3)に進みたいのですが、進むのが難しいという状態です。行ったり戻ったりしています。「許さないと立ち直れない」というのが正しいと思うのですが、ここが難しいです。でも、これらを乗り超えてきた/乗り超えようとしている素敵な先輩を目の当たりにしていると、自分もできるのではないかと希望が見えました。また、これに続く方もいらっしゃると思うと、私もしっかりしなきゃ、と気が引き締まります。

以上です。



★参考文献や紹介された書籍など

アスペルガー本

『一緒にいてもひとり―アスペルガーの結婚がうまくいくために』
カトリン・ベントリー(著), 室崎 育美 (翻訳)
⇒まさに、この会に参加している女性にどんぴしゃりです

『旦那(アキラ)さんはアスペルガー』
野波 ツナ (著), 宮尾 益知 (監修)
⇒コミックです。いろんなアスペのタイプがあることがわかりました。

『晴れ ときどき アスペルガー (KCデラックス)』
ごとう 和、 今村 志穂
⇒コミックです。

『晴れ ときどき アスペルガー』
今村 志穂
⇒上と同じ人の作品で、こちらはコミックではありません。

『アスペルガーのパートナーのいる女性が知っておくべき22の心得』
ルディ・シモン
⇒何度かこのブログに書いていますが、マニュアルになります。また、このブログと会が紹介されています。

人生本

『史上最強の人生戦略マニュアル』
フィリップ・マグロー (著), 勝間和代 (翻訳)

『「他人支配」をやめると幸せになる 仕事も恋も思い通りになるたったひとつのスイッチ』
黒岩 貴



★感謝
いつものことですが、参加してくださる方々に感謝しています。皆さんとの出会いで、ひとりじゃないと、前向きになれそうです。参加してくださった皆さんも参加してくださったことで、何らかの好転があることを願っています。


☆参加者の皆様、ここに書いた内容で訂正が必要でしたら、コメントください。
☆この文章に矛盾や不明な点がありましたら、コメントください。
よろしくお願いします。
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by aaa-ruicchi | 2011-04-02 22:32 | ご参加へのお礼とご報告
ご報告です。

本日、2月5日(土)、13時30分から新大阪のココプラザでにじいろの会が持たれました。



★全員がそろって自己紹介した場面で、気になった言葉を挙げるだけのご報告になります。その下にご発言を踏まえたうえで私の考えを付け加えます。自己紹介後、2つの部屋に分かれて1時間ほど語り合い、その後また全員でお茶を飲みながら語りました。

今回の参加者は全員が女性でした。



あくまでも、この場で語られたことで、すべてのアスペルガーを配偶者にもつ人が同じとは言っていません。



★自己紹介で語られたこと
 
*親戚づきあいが大変

*夫の親との関係が大変

*異文化だと気づいた

*関わり方に悩んでいる

*子育てにヘルプが必要な時に逃げる

*「奥さん我慢しすぎです」と心療内科で
「あなたは悪くないよ」との友達の言葉に支えられてきた

*1人いると家族に何人もいる

*日本語で話しているのに、日本語が通じない

*疲れていて、電車を間違えたりする


★「親戚づきあい」、「夫の親」という言葉が見かけられます。私も経験上このあたり、困りました。結婚により、人間関係がひろがり、役割が出てきますが、アスペルガーである夫はそれが理解できません。「1人いると家族に何人もいる」という言葉がありました。その(夫側の)親戚、夫の親もアスペルガーである方がいらっしゃったりして、コミュニケーションがとても難しく、こちらが混乱してしまいます。これもまた、「日本語が通じない」という言葉通りです。結局、アスペルガーを夫にもつ妻が一人でコミュニケーションがとりにくい中、親戚や対社会の役割、そして、家の中の役割をこなさなければなりません。家の中の役割も子育てで忙しい時期でも当然手助けがあると思っている部分でもアスペルガーである夫にはそれが通じません。どのように接してよいのか、反応自体が予測ができないことが多く、難しいです。
 また、この会に集まって来られる方の多くは、謙虚で責任感の強い方が多いように思われます。その結果、このコミュニケーションが成り立たないこと自体を自分自身のせいにしてしまい、その上ジェンダー(=ここでは良い妻役割)に縛られて、疲れ果ててしまっていることは共通しているように思われます。アスペルガー当事者はパートナーに似た者同士の人を選ぶか、アスペルガー当事者が男性の場合、パートナーに母親的な面を求めるかの2つのパターンに分かれるそうです(すみません、出典忘れました Kさん、教えてください)。母親的な面を求められた女性である、アスペルガーをパートナーにもっている人が集まっているように思えます。私自身、今まで所属したどの集団よりも同質性をこの会に集まって来られる方に感じています。
 新しい視点として、一般的に「東洋」と「西洋」は異文化だと誰もが思っていますが、アスペルガーと定型(=非アスペ)も異文化、アスペルガー同士でさえ異文化だということ。よく考えると、定型同士でも異文化を感じることはあるのは、経験上あることでした。
 とにかく、普段の困っていることを聞いていただけて、それが通じること、またお聞きしているご経験が共感できること、このような場に参加させていただけること、ありがたいです。ここで、充電して、普段のしたいこと・しなければならないことに向き合います。感謝。

以上です。



★参考文献や紹介された書籍など
・発達障害支援法
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/H16/H16HO167.html
 
・すみません、ここも、Kさんが持ってきてくださった書籍のタイトルをメモしそこないました。ここも教えてください。お願いします。

★感謝
ご参加してくださっている方々に、いつも感謝しています。参加してくださる方がいらっしゃることで成り立っています。
毎回専門知識がおありで情報提供してくださっているKさん、重い書籍なども持ってきてくださり、解説もいただき、ありがとうございます。


☆参加者の皆様、ここに書いた内容で訂正が必要でしたら、コメントください。
☆この文章に矛盾や不明な点がありましたら、コメントください。
よろしくお願いします。
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by aaa-ruicchi | 2011-02-05 21:26 | ご参加へのお礼とご報告
ご報告

本日、12月4日(土)、13時30分から新大阪のココプラザでにじいろの会が持たれました。



★今回は参加者の人数がいつもより多く、途中から二組に分かれて、語られました。全員がそろって自己紹介した場面で、気になった言葉を挙げるだけのご報告になります。今回の参加者は全員が女性でした。

あくまでも、この場で語られたことで、すべてのアスペルガーを配偶者にもつ人が同じとは言っていません。



★自己紹介で語られたこと
 
*暴力
暴力があったので、「離婚したい」と(参加者さんから)申し出たが、(アスペ夫は)その意味が理解できない
→(参加者さんが)何か違うと感じ、アスペを知る
⇒理由はアスペとわかったが、複雑な想いはある

*話し合いが成立しない
違和感を(参加者さんが)もち、それを言葉にした
→「話し合いをしよう直すから」と(アスペ夫に)言われたが、話し合いは成立しない
=(アスペ夫は)枝葉をつつくが本質へ話が向かわない
→(参加者さんは)自分が悪いのではないかと自分を責める 
しかし、夫が子供に同じようにしている姿を見て、客観的になれた
⇒行政に相談してアスペを知る

*「パパはおバカなけんきゅうしゃ」
子どもが小さいときに突然言った言葉
今から思い起こすと、このころ、子どもが父親(=アスペ夫)を精神的な面で追い越した時だったんだろう また、このとき、(アスペ夫のことを)’専門バカ’だと思っていたが、また違うと認識したが、何がどう違うかはわからなかった

*ジェンダー
ずっと我慢
自分自身をジェンダーでしばり誰にも相談できなかった
成功者である夫
定年後、もっと寄りかかってきた
(アスペ夫は)「長嶋監督はえらい」とジェンダーのロールモデルにアスペ(疑)の人を持ち出す
→(参加者さんは)うつを患う
(アスペ夫による)言葉でのDV、(アスペ夫は参加者さんを)お母さんと思っている?

*切れる
「俺ってアスペルガーに似てるな」という(アスペ夫の)言葉で、(参加者さんが)調べ、そのことを肯定すると、「誰がアスペルガーやねん」と(アスペ夫が)切れる
ストレスをかかえるが、自分が健やかでいないと、一手に引き受けている子育てができない

*(アスペ夫の)自己肯定と相手(=参加者さん)のせい
(アスペ夫の)「何が悪い」という言葉
育児ストレスによるものだと思い込んでいる 
=アスペ特有の言動が原因だとは思っていない

*萎縮
(アスペ夫による)「俺のほうがしんどい」という言葉
実際は(参加者さんが)家事育児を一手に引き受け、仕事もしているところを(アスペ夫が)認識せず、(参加者さんが)責められ萎縮し、過労に至った

*世間
二人の間では何とかうまくいっていたが、夫の親とのかかわりから、大変になる


★感想と上に書けなかったこと
いつもより多くの方にご参加いただき、ありがとうございました。途中で二手に分かれたので、ゆっくりお話しできなかった方も何人かいらっしゃいます。それが少し残念です。ただ、一つのグループの人数は声が届きやすいちょうどいい人数だったと思いました。るいっちさんの采配にいつも感心しています。
京都府下のとある市の女性センターの職員の方にアドバイスをいただきました。DV被害者に関わるお仕事をなさっている方です。お聞きしたアドバイスを皆さんにお伝えしました。「自分自身のお金をもつこと」。これは、自分自身の領域を守り、(精神的)自立につながることとしてのアドバイスでした。アスペルガーを配偶者にもつというくくりで集まっていますが、言葉の暴力を含めると、当てはまる参加者の方もおられるかと思い、お伝えしました。
今回は参加者の方のご紹介で図書にこの会とブログが紹介されました。その現物をお持ちいただきました。参考文献のところをご参考に。
また、立場の異なる方のご意見はとても参考になります。私自身が将来の心配していたこともとても良いアドバイスとお手本を示していただきました。感謝です。


以上です。


★参考文献や紹介された書籍など

・『トニー・アトウッド博士 日本初来日記念講演抄録(2004年11月) アスペルガー症候群の理解と具体的支援法』 (フロム・ア・ヴィレッジ出版)

・親が自閉さんと言う子供向けの本2冊
ジェシカ・キングズリー社(Jessica KIngsley社)出版 http://www.jkp.com/

My Parent has an Autism Spectrum Disorder
A Workbook for Children and Teens(作者:Barbara R. Lester)
⇒来年二月発売

Something Different About Dad
How to Live With Your Asperger's Parent
(作者:Kirsti Evans and John Swogger)
⇒来年一月発売

・『アスペルガーのパートナーのいる女性が知っておくべき22の心得』(スペクトラム出版社)
  ↑↑↑ここで、このにじいろが紹介されています!
一般の書店に出ていません 出版元であるスペクトラム出版社、アマゾン、スペース96で購入できます


☆参加者の皆様、ここに書いた内容で訂正が必要でしたら、コメントください。
☆この文章に矛盾や不明な点がありましたら、コメントください。
お願いします。


ご指摘いただき、12月5日に訂正しました。ありがとうございます。
書き忘れがあり、12月5日に追加しました。
書き忘れがあり、12月8日に追加しました。
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by aaa-ruicchi | 2010-12-04 21:14 | ご参加へのお礼とご報告
★すみません、昨日、会の終わりに、参加者の皆さんに話されたことを書いても良いかどうか、お聞きするのを忘れました。もし、昨日参加されて、ここに書かれた内容の削除を求められる場合は、どうぞ、コメントをお寄せください。



ご報告です。


昨日、10月2日(土)、13時30分から新大阪のココプラザでにじいろの会が持たれました。



★語られたこと

 今日の主な話題(最初から決めて話し出したわけでなく話の流れで)は’アスペルガーである配偶者とのより快適な接し方です。そして、非アスペ側がもっている固定観念についても、語られました。今回の会では参加者全員が女性だったので、妻の立場での発言からです。
(この会での話題であり、すべてのアスペルガーに同様のことが言えるという訳ではありません)

 まず、アスペルガーである配偶者との快適な距離について、話が出ました。快適な関係が別居であるとのご意見、戸建てで一階と二階に距離をもって住んでいる、マンションでリビングともう一つの部屋を夫婦で共有している、単身赴任、が出ました。別居という、固定観念では普通ではない関係もアスペルガーであるパートナーとの関係では良いのではないかと受け入れるようになれたとのお話がありました。個室を子ども達が使い、リビングともう一つの部屋が夫婦で共有しているのは疲れるとのお話。などなど。お互いが楽に過ごすには棲み分けが必要です。

 疲れるというのは、非アスペ同士のカップルには理解できないと思われるのですが、(アスペから)見えているのに、(アスペが)反応しないなどが、ストレスになります。

 「反応しない」というのは、非アスペが固定概念を持っているからです。それは非アスペ同士のコミュニケーションでは有効な固定概念ですが、非アスペとアスペのコミュニケーションでは非アスペから見ると、無効になります。その無効であることがストレスになってしまい、病気を引き起こすケースも語られています。

 固定概念とは、非アスペの場合、無意識に産まれてきたときから積み重ねてきた常識とでも言えばいいでしょうか?例えば、「家族はみんなが助け合う」、「言わなくてもわかる」などです。要するにあうんの呼吸はあり得ないと言うことです。アスペは理解できれば、すべきことはする※ので、それに対する非アスペからの工夫が必要です。

 それは、紙に書いて示す、携帯でメールを送る、などの文字化する工夫が有効なようです。語るよりも、文章のほうがアスペに受け入れられやすいとのことです。話し言葉の場合、簡潔に伝えるのもコツのようです。また、そのタイミングですが、以前言ったから、今回は言わなくても理解し、するだろうと思うのは、非アスペの固定観念で、毎回言う必要があると発想の転換が非アスペである配偶者に必要です。非アスペは言わなくてもわかるだろう、言うのは失礼だろう、と思い、言うのを我慢し続けてやっと言う、という行為を続けてきた人が多かったです。その言ったことに対して、アスペである配偶者から反発され、ストレスがたまってしまうと、非アスペである配偶者の経験も語られました。

 アスペルガーに関する個々のケースは個人的すぎる面があり、他の人の例が当てはまるとは限りません。自分でルールを創り、つきあっていく必要があります。そのためには減点方式をやめ、基準が違うことを認識し、固定観念を根本から見直し、変えるところから始めなければなりません。それらのことにより、ストレスが軽減され、アスペルガーを配偶者にもつ人の健康が維持されるのではないでしょうか。



※この場合、時間がかかることも語られています。配偶者(特に妻)からアスペ本人に理解を促すのは相当の根気が必要です。かなりの反発にも遭います。(10.10.10加筆)



★上に書ききれなかったことと感想

ほかに語られたことは、
・視点をスライドさせて、アスペの親と非アスペの子どもの関係
・アスペの特徴
  反応が100か0、
  感覚が鈍感であったり逆に敏感であったり
  買い物辛い、満員電車辛い、服へのこだわり、
  疲れている範囲がわからない、その対策は万全で、前もって心がけていてルールができあがっている
・日本文化 高コンテキスト アスペには生きにくい 逆に高コンテキストを身につけている非アスペ
・社会とのつきあい:非アスペ一人で、本来二人ですべきことをこなしている
・「ありがとう」の言葉も、やっと言う習慣がついたとしても、その意味と使われる場面をしっかり伝える必要が  ある
・トリセツがほしい(アスペ←→非アスペ)

感想
 金髪先生のブログでアスペルガーの特徴を図にして、まとめられていたのを使わせていただきました。使わせていただくことを快諾していただきました。とても、わかりやすかったです。金髪先生、ありがとうございます。
 アスペルガーと一言でくくれないことがよくわかりました。でも、何らかの共通点があり、この場では違和感を感じていたことが言語化するのをためらうことなく、でき、理解してもらえる安心感を持てるのが、このにじいろの会です。毎回、参加させていただけることに感謝しています。


以上です。

★参考文献や紹介された書籍など

・『この人はなぜ自分の話ばかりするのか―こっそり他人の正体を読む法則』 (ヴィレッジブックス) [文庫]
ジョーエレン ディミトリアス (著), 冨田 香里 (翻訳)
・The Other Half of Asperger Syndrome: A Guide to an Intimate Relationship With a Partner Who Has Asperger Syndrome - Maxine C. Aston
・●●客観洞察ラテラルシンキングタイムBY金髪先生(高校教員免許)
http://blogs.yahoo.co.jp/kinpachu_sensei/folder/1510713.html
・生糸の会
http://www.jinken.ne.jp/challenged/kiitonokai/index.html




★文章に矛盾点や不具合がありました場合、ご指摘いただければありがたいです。
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by aaa-ruicchi | 2010-10-03 23:33 | ご参加へのお礼とご報告
ご報告です。


昨日、8月7日(土)、13時30分から新大阪のココプラザでにじいろの会が持たれました。


 今日の主な話題(最初から決めて話し出したわけでなく話の流れで)は’アスペルガーの特徴’と’そこから自分を守る’です。また、‘社会との関連では理解されづらい’ことも語られました。今回の会では参加者全員が女性だったので、妻の立場での発言からです。また、今回は全員がお母さんです。
(この会での話題であり、すべてのアスペルガーに同様のことが言えるという訳ではありません)

 まず、アスペルガーの特徴とそこからくる日々の困ったことです。集中力があり、こだわりが強いことから何らかのエキスパートであることが多く、受験などでの成功経験があります。仕事ができ社会的にも信頼され、評価が高いです。このことと矛盾するようですが、学習能力がありません。冷静かつ客観的にアドバイスができますが、教えられません。これらのことから、自信があり、正当性を主張します。学習能力がない、正当性を主張する、という特長もあわせて、相談や議論は成立しません。相談しても、議論になっても、ピントが合わなかったり、タジタジになったり、伝わらなかったり、違うように受け取られたり、言葉尻を捉えて論点が変わってしまったり、以前インプットされた情報を主張(第一情報優先論)したり、して言い負かされます。それなら、放っておいてほしいのですが、チャチャを入れてきたり、ズレているにも関わらず何らかの関わりを持とうとします。たまにまともな発言もありますが、その発言そのものはまともですが、前後関係や状況を考慮するとまったくと言っていいほどピント外れです。学習能力がないのは、本人の「言うてへんから、わかれへん!」という言葉からも自分で気づけないことがわかります。正当性の主張は「何が悪い!」という言葉に表れています。これに配偶者からの報告を聞いていないことも加わり、現状把握はまったくと言っていいほどできていません。これらのこともきっかけになり、パニックを起こすこともアスペルガーの特徴です。今回の会でも頻繁にパニックという言葉が出てきました。このパニックがDVを引き起こすこともしばしばあります。アスペルガー本人にとって、パニックは自己防衛の手段で、罪悪感はもっているが抑えられないそうです。このパニックは、おこしたこと自体を覚えていないことが多く、人によりますが次の日はパニックで当たり散らした相手にニコッとできるのも特徴でしょう。ただ、本人が生きづらさを感じているのは確かです。
 次に配偶者にとって、アスペルガーの特徴やそこからくるDVや暴言から、自分を守る必要があります。正当性を主張するアスペルガーですが、上にも挙げたように「やっぱり私(=配偶者、会の参加者の立場の人達)が正しい」という結論に最終的に達します。最終的に達するまでは自分自身が悪いのではないかと責め続けるケースが多いようです。また、「なんで会話がかみ合わない」というストレス、たまにできることがあるので、わざと?!とも受け取れストレスを感じてしまいます。結果全部二人分を抱え込み決定しなければいけないという負担が配偶者につきまといます。また、こちらが苦しいときに見捨てられる経験をしています。苦しいときとは、病気や子どもの成長に関わる問題に直面したとき等です。将来、仕事がなくなった老後が不安でもあります。そこで、自分のストレスを減らす方法を考える必要が出てきます。それには、相手の症状が変わらないのですから、自分がどう変わっていくか、が課題になります。今回は、行動面に関しての対策が、経験を通して語られました。「文章化する」、「できることだけさせる」、「遠回しはダメ」、「訴え続ける」、です。これらが、いかに怒らせないかにつながるかもしれません。
 これまでのふり返りとして、子どもがいてくれるから、やってこられた、との感想もありました。また、子どもが成長したことにより、子どもが父を(精神的に、人間として)抜いたという現状を経験している人もいました。
 子どもとは逆の立場で、アスペルガーの親に関しても、語られました。二つのタイプに分かれるようです。一つ目は子どものその特徴を理解している親と、もう一つは理解していない親です。理解している親は心配し続け、息子の嫁の良き理解者になってくれるケースが述べられました。また、理解していない親の場合、「うちの子は手がかからなかったのよ」と深いところまで観ていないであろうケースが述べられました。
 親でさえ、理解していないことが多いのですから、社会で理解されることは難しいです。一見普通どこにでもいる人に映ります。それどころか、何らかの能力に長けている人が多いのですから、理解されにくいです。しかし、密接に関わる人には理解されていないと、トラブルが起こりやすいのは容易に想像できます。また、妻がアスペルガーである夫の愚痴を言っても、助けを求めても、理解されにくいことも経験上、我々がわかりきっていることです。そのこともあり、この会は同じ経験をしていることで、わかりあえる貴重な場です。参加者の皆さんに感謝。

★感想・上に書ききれなかったこと・紹介したかったこと★
 今回も共感できる場が与えられたことに感謝しています。私自身、夫のことでわかってもらえる場がほとんどないので、他の方が話している最中に何度も「そう!そう!そう!」と言ってしまっていました、すみません。表面に出ていることは少し違うのですが、根本的な特徴が同じなので、本当に理解でき共感できついついそうなってしまいました。また、今回は主催者のるいっちさんがお休みで、私が準備しました。不備があちらこちらにあったと思います。その点も参加者の方々に暖かく見守っていただきましたこと、ありがとうございました。
 配偶者がアスペルガーである場合と子どもがアスペルガーの場合は立場が異なるのも特徴だと感じています。子どもの場合は、いかに本人が社会に出て居場所や活動の場をみつけられるように育て上げることが大きな目標になる点はアスペルガーであろうとなかろうと、そんなに関係のないことだと気づきました。ただただ、「親」としての責任だと感じます。しかし、配偶者の場合は、異なります。 
 配偶者という立場は当人ではないけれど、密接に人生を共にする点は他のどの立場とも異なります。ある意味で本人と同様といってもいいかもしれません。『アスペルガー的人生』(この著書はアスペルガー本人に対して書かれています)で、「アスペルガー本人がその特性を知ってもらう必要のある人たち」、「知ってもらわなくても何とかなるかもしれない人たち」に分けて書かれているページがあります(187P)。これによると、ほとんどの人が知ってもらわなくても何とかなるかもしれない人たちに入ります。知ってもらう必要がある人たちは、A.自分の活動や将来に関して、何らかの権限を持っている人、B.これからもっと親密になりそうな相手、大切な関係を築きたい相手、C.助言や援助を求めることになる相手、です。これを基準にカミングアウトしていけばよいのかと指針になりました。カミングアウトも戦略を練るためのヒントが他のページで語られています。
 同じ本の中で、「家族・配偶者・親しい友人の方へ」(233P)に‘誰かの援助を中心になって担うというのは、ストレスのかかるものだ。援助する側は、自分のストレスを処理する方法を見つけておこう。必要を感じたら、一時的に援助者の役割を離れよう。緊張をほぐし、リラックスする時間を確保することを自分に約束しよう。自分のための指導者やカウンセラーを探そう。’とあります。やはり、私達が感じていたストレスは当然感じるものであったこと、その対処方法を見つけておくことは必要なことだと再認識しました。

★今回話題になった機関・URL・著書★
NPO法人ノンラベル http://www13.ocn.ne.jp/~nonlabel/
メセナ枚方 http://www.mecenathirakata.com/
大阪医大 http://hospital.osaka-med.ac.jp/about/doctors/index.html
リアン・ホリデー・ウィリー著、ニキ・リンコ訳『アスペルガー的人生』2002、東京書籍
アスペルガー症候群(軽度自閉症)を診断しよう!
  http://アスペルガー症候群.chew.jp/2007/07/xn--u9j9e4a1cvj1dpfn669c30f.html

★会計ご報告★
収入:参加費300円×5名=1500円
支出:会場利用料400円
    お茶代120円×5名=600円
    お菓子代80円×5名=400円
残金:100円→今後の活動費に補填(るいっちさんへ)


以上です。
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by aaa-ruicchi | 2010-08-08 17:42 | ご参加へのお礼とご報告
ご報告です。


本日、6月5日(土)、13時30分から新大阪のココプラザでにじいろの会が持たれました。


今日の主な話題(最初から決めて話し出したわけでなく話の流れで)は’アスペルガーと結婚するということ’と’その結婚に必要なこと’です。


結婚したことで背負うことの多さが語られました。今回は全員が女性だったので、女性の立場でです。アスペルガーである配偶者をもった場合、本来二人で負担するべきことが一人で背負い込むことになります。両方の親戚づきあい、子育て、近所づきあい、などすべてです。要するに結婚したことでアスペルガーである配偶者の母親になるのです。そしてすべてを背負い込む、ようになります。また、よく言われているように変化に弱いので、変化を受け入れられずにでる言動に、「人としてどうなの?」と感想をもつことになります。アスペルガーを知らない時点では、結婚を伴わない時点では、単に「変人」であったり、「キレやすい人」であったりしました。しかし、結婚という密接に一人の他人と向き合わなければならない関係では、「人としてどうなの?」という言動に接する機会がそこに加わります。また、アスペルガーである配偶者から責められると、いくら相手が客観的に観て悪くても「私が悪い」と自分自身を責めてしまいます。

一人のアスペルガーでもある★医師が著書で、「奥さんが理解者」、「奥さんがいないと何もできない」、「キーパーソンは妻」と述べています。また、「パートナーのセイにしてしまう」・「パートナーもそれを受け入れる」、ことから、「距離をとる必要」性も述べています。


必要なこととして、まず、今までのこちらからの働きはすべて、「無駄じゃない」と認識することです。そうじゃないと今までの行動がすべて無駄ということになり、虚しすぎます。そこから「つきあい方のコツ」が導かれるかという肯定的な視点から見る必要もあります。それには「根本的に考えを変える必要」を認識した方がよさそうです。その理由はアスペルガー本人が「(精神的な)安全が守られたら、モンスターにはならない」との発言もあるからです。その言葉から、何らかの対応は考えることができます。


具体的に困ること、そしてその解釈です。最後にその対策です。
困ることの一つはキレることです。これは見通しが立たないことに弱い、過去の何らかの傷を思い起こすフラッシュバック、がキレることの原因に考えられます。こちらが良かれと思ってする、見通しがつかない「サプライズ」プレゼントなどはもってのほかだそうです。キレることにあわせてモラハラ発言も最低限のルールを決める必要があるとのことです。つまり、サプライズなどのサービスは考えずにルーティンをつくりあげ、その中にルールを入れ込む、がその対策です。


アスペルガーの特徴として、★★感覚統合に問題があること、また動物的な面を持ち合わせる点、間がない、が述べられました。感覚統合の現れの一つ感覚過敏から、具体的には「胃腸が弱い」、「頻繁な頭痛」がみられます。動物的な面ですが、生き物としてよりプリミティブな感覚という意味です。自分の地位を脅かす人に対する敵対心もそれに入ります。これは仕事上の関係とは限らず、肉親にも敵対心が向けられる場合もみられます。「間がない」は極端ということですが、曖昧、「いいんじゃない」という感覚を持ち合わせません。他に「反省しない」、「話がかみ合わない」、「質問に答えられない」なども挙げられていました。

これらに関しては何らかの対策は語られませんでしたが、この現実を語ることで、各自が認識できたと考えられます。今後、日々の生活の中何らかの形で「モンスターにならない」ための対策が現れることを期待しています。



★星野仁彦著『発達障害に気づかない大人たち』(祥伝社新書190)
★★感覚統合とは、環境のなかで自分の身体を適応させるための感覚情報処理過程であり、この機能障害は、環境に対する適切な行動、運動、学習などを妨げると考えられている。近年、自閉症者らによって自らの感覚過敏、身体機能の障害(不器用)が語られ話題となっている。(fresh eye ペディアより抜粋)



感想と上に書ききれなかったこと
 語り合いでもでていましたが、アスペルガーは10人に一人(『発達障害に気づかない大人たち』より)、または30人に二人と言われているそうです。(未来や元も含め)配偶者は単純に数えてその同数程いることになります。星野氏(アスペルガー本人)が書いているようにアスペルガーは配偶者に対して依存しています。その配偶者は依存されるばかりで、母親役或いはモラハラの対象になるだけで、救われることが少ないように思われます。その中でどのように工夫していくか。まずは自分の防御とその対策が必要だと痛感しています。語り合いの中で「家族の愛情に限界」があることが述べられました。まずは自分自身の心身の健康、その上での対策であると順番が私の中で確認できました。
 また、日本と英語圏の違いも語られました。アスペルガーは言語の習得に才能がある人が多いです。日本は言語化されないコミュニケーションが多いのですが、英語圏の方が言語化されるコミュニケーションが多いです。アスペルガーは不確かなもの、空気を読むのが不得手であることから、日本で暮らすより英語を習得して英語圏で暮らす方がよりスムーズにいくのではないかとも思いました。これは各人の置かれている状況や考え、好みで可能、不可能に分かれるところではありますが。
 思いついた対策すべてが実行されるのなら、アスペルガー本人の才能が生かされるという利点もあるのですが、難しいですね。
 個人的にです。私にとって、アスペ夫が次のルーティンを大きく外すきっかけ(=アスペルガーがパニックを起こすこと)は’親の死’だと気づきました。帰って夫にそれを伝えたら、やはりズレた返答がありました。子どもの結婚も夫の反応を想像すると、恐怖ですが、この心配があることが考えから抜け落ちていました。
 対策、やはり必要です。対策までいかなくても、とりあえず認識すること、意識すること、大切です。
 今回もこのような会に参加させていただいたこと、感謝しています。 


以上です。
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by aaa-ruicchi | 2010-06-06 00:54 | ご参加へのお礼とご報告
ご報告です。


本日、4月3日(土)、13時30分から新大阪のココプラザでにじいろの会が持たれました。

今日の主な話題は’アスペルガーである配偶者の立場’です。アスペルガーを配偶者にもつという立場であることで経験することの特異性を思いつくまま話し合いました。
アスペでなくてもお互いパートナーでありつづけることにはさまざまな問題があると思います。ただ、問題の質は明らかに違います。しっかりと経済的に自立する必要があるとの意見もありました。これは配偶者がアスペでなくても共通する解決策でもあります。ここでは、参加者の方が引用された書籍と発起人るいっちさんの用意されていたコピーの出典が同じでした。「一緒にいてもひとり」というタイトルそのものが、アスペ配偶者との結婚が大変かと連想させられます。

参考:カトリン・ベントリー著・室崎育美訳 『一緒にいてもひとり-アスペルガーの結婚が上手くいくために』

★アスペルガーである配偶者との関係(配偶者の立場から)
・アスペ配偶者はその配偶者に本性を出す(親には従うふり) 
 →アスペ配偶者の親の意見=「この子は手がかからない」
・‘パートナー’という意味の理解そのものが不明確に認識されている
 →「なんのために結婚したの?」とアスペルガーである配偶者に問うと、「さぁ?」、「みんなするから」
・異文化=「なんでそうなるんやろ?」と感想を持つ
・無意味=アスペ配偶者に対してのおこなったことはすべて、無意味 今までの苦労は水の泡
・情緒的に枯渇
・どう対応すればいいかわからない
・異星人

★アスペルガーの特質
・変化に弱い=ルーティンには対応できるが、突発的な出来事へはできない(対応の必要が感じられない)
 →パニックをおこす・一人になる・狭いところに入る
・奥深い=何らかのスペシャリストであり、趣味も奥深く極めている
・見通しがたれられることには強い
・見えている・聞こえているのに、理解していない
・わかりやすい関係ならOK=例えば上下関係・すべきことが明確な職場
・すぐ忘れる=どんなに激しく怒り狂っていても、翌朝何もなかったようにふるまう
・アンバランス(子どもに対して、ほったらかし←→つよくコントロールする)
・相手の気持ちに配慮できない、置き換えができない
・さじ加減がわからない

★理想的な、アスペ配偶者との関係
・相手のキャラをたてる
・お互いに育つ=共育

★複数人からの困ったこと具体例(アスペ夫と妻、妻の立場から)
幼い子どもが突発的な病気でそれに対応してるのに、まったく関わりのあることとして認識していない。 
そのような状況でも、自分自身の食事の準備ができていない等で、文句をしつこく言う。

◎参加者の方からご紹介のあった書籍です。
”An Asperger Marriage”
“Aspergers in Love”
Jessica Kingsley Publishersから、今日の話題に関する書籍が出版されているとのことでした。

◎参加者の方からご紹介いただいたセミナーです。
「第2回発達障害エンパワーメントセミナー~自閉さんの五感のアンバランスさと工夫法~」が平成22年4月18日13:30~あります。場所は三木市です。みきの会が主催です。

ブログ管理人の感想です。
 上に、(プライバシー配慮のため)具体例を除いた、参加者の方々からの活発なご意見を三つに分けて並べました(重複している文章がありますが、お許しください)。私自身が深く共感をもち書き留めた言葉です。このように何気なく出ている言葉一つ一つが日々の生活で得られない「共感」、「癒し」になります。今までのアスペルガーを配偶者にもっている経験は共感してもらえない、わかってもらえないことの連続でした。困っていること自体がわからなくなっていたのだと、参加者の方々の発言を聞きながら、自分で発言しながら、感じました。
 私自身、混乱しているときは、「ジェンダー」や「異文化」という言葉で、納得しようとしていました。男性と女性という性による社会的な役割からくるもの。結婚はどこの家庭でもそれまでの育った環境が異なることから、異文化だ。もちろん、結婚した男女の関係にはジェンダーや異文化は密接に関係があります。しかし、そうではなく、生得的な異なり(=アスペルガー)の上にジェンダーと異文化があるのだとやっと気付きました。
 この会は経験者の方とお話しでき、そのことで一息つける、ありがたい存在です。

以上です。
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by aaa-ruicchi | 2010-04-04 00:16 | ご参加へのお礼とご報告
ご報告です。



本日、2月6日、13時30分から新大阪のココプラザでにじいろの会が持たれました。


今日の主な話題は’自分をころさない’です。アスペルガーの配偶者と向き合っていると、どうしてもあのこだわりで押し切られてしまうことが多々あります。では、どのように自分の考えを、人生を守っていくか・・・。また、言葉でも傷つけられたりすることが多いアスペルガーの配偶者にも人権があり、プライドがあります。どのような智恵が必要か?思いつくまま話しました。



今日の会で心に残ったことです。
とにかく、共感が得られたこと、これが大きかったです。同じように経験を共有できることって、アスペルガーの配偶者は機会が少なすぎます。

ブログ管理人が数日前梅田の紀伊国屋でアスペルガー関連の書籍が平積みされているのをみました。そこにおいてあった書籍の一冊をもっていましたので、紹介しました。

・佐々木正美・梅永雄二監修『大人のアスペルガー症候群』講談社

です。


最後にこのブログのタイトルにもなっている「にじいろ」ですが、
いろんな色がある、お互い混じり合うことなくそれぞれがそれぞれに色でありつづける
だそうです。
今回の話題、「自分をころすことなく」につながります。自分をころすことなく、自分の色を変えることなく、染まることなく、他の色も尊重できる、そんな想いで発起人るいっちさんが命名した会の名前です。
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by aaa-ruicchi | 2010-02-07 09:56 | ご参加へのお礼とご報告