☆偶数月第一土曜に語り合いの会をもっています☆


by あ~あ

カサンドラって?ーカサンドラとにじいろー (臨床心理士せつこ先生の講演会配布資料にもとづいて)

カサンドラとにじいろ

まず、用語の確認と、‘にじいろ’の対象者さんについてです。
アスペルガー(数年前まで医学・心理学で使われていた)、カサンドラとも、専門用語ではではありませんが、ここでは使用します。
‘カサンドラ愛情はく奪症候群’に関しては、沖縄と札幌で診断が下されたとお聞きしたことがあります。しかし、一般的に専門用語ではなく、何らかのアスペルガーやカサンドラの書籍を読んで環境や症状が似ていると感じた方を対象とした会として‘にじいろ’は活動しています。

次に、アスペルガー(AS)について述べます。
アスペルガー症候群(AS)とは、自閉症と同じ特徴を持ちながら、言語能力に関する遅れが見られません。知的レベルが高い人が多いです。アスペルガー(AS)を三つのタイプに分けると、積極奇異タイプ(誰とでも積極的に関わろうとする)、孤立タイプ(一人でいることを好む)、受け身タイプ(愛想がよく控えめだが頑固、ひとりでポツンといる)です。

アスペルガー症候群(AS)の基本的な特徴は、社会性の障がい、コミュニケーションの障がい、想像力の障がいです。他に感覚過敏、防衛意識が強い(プライドが高い、言い訳が多い)が一般的に言われており、三つあることから三つ組の障がいとも言われています。

具体的には独自のルールを持つ、場の空気を読むことができない、他人の気持ちがわからないなどが挙げられます。

このような特徴であるアスペルガーの人との関わりから、カサンドラが引き起こされます。
カサンドラ愛情はく奪症候群(CAD)はアスペルガー症候群(AS)のパートナーと、情緒的(共感的)な相互関係が気づけないために生じる二次障がい(身体的・精神的症状)を表す言葉です。

家族は多かれ少なかれアスペルガー(AS)の人の言動に振り回されています。そのほとんどの場合、アスペルガー(AS)という障がいがあることに本人も家族も気づいてはいないからです。「本人のわがままで自己中心的な性格の問題」として片づけられているケースが多いです。

アスペルガー(AS)をパートナーにもっている人は、家庭内でコミュニケーションがうまくいかず、自信を失ってしまいます。この現状を世間に伝えても、周りからは問題なくみえるため、周りから信じてもらえないことの葛藤から精神的、身体的苦痛が生じます。
この積み重ねにより、身体的症状(不眠、偏頭痛、体重の増減、自己評価の低下、パニック障がい、抑うつ状態、無気力、免疫力の低下、体調不良などなど)や心理的な苦痛(怒り、不安、情緒不安定、無能感、孤独感、孤立感、無力感、自殺念慮などなど)が見られます。

そこからですが、カサンドラ(CAD)の人は、アスペルガー(AS)を知り、社会性の発達のギャップが埋まることはないとの現実に向き合い、次に進むことが選択として考えられます。

具体的には、パートナーのアスペルガー(AS)を知り、アスペルガー(AS)が悪いのではなく、その特徴が影響しているのだと受け入れます。アスペルガー(AS)をパートナーにもつことでカサンドラ(CAD)になっていると気づき、

罪悪感から解放されましょう。

それを手助けするには、自分一人で抱え込まず、同じ立場の人と話したり(共感)、専門家に相談することです。

また、自分自身の感情や考え方も見直してみることも考えられます。


にじいろでは、共感の場を提供することができればと思い、2008年から活動しています。日本中に同じような会があります。カサンドラ(CAD)に気づいたら、一度自助グループに足を運んでみてください。




臨床心理士せつこ先生の講演会(17.3開催)のプリントをもとにせつこ先生のご厚意から作りました。ご参考までに。

[PR]
by aaa-ruicchi | 2017-04-20 08:05 | カサンドラとは?