☆偶数月第一土曜に語り合いの会をもっています☆


by あ~あ

6月5日にじいろの会ご報告

ご報告です。


本日、6月5日(土)、13時30分から新大阪のココプラザでにじいろの会が持たれました。


今日の主な話題(最初から決めて話し出したわけでなく話の流れで)は’アスペルガーと結婚するということ’と’その結婚に必要なこと’です。


結婚したことで背負うことの多さが語られました。今回は全員が女性だったので、女性の立場でです。アスペルガーである配偶者をもった場合、本来二人で負担するべきことが一人で背負い込むことになります。両方の親戚づきあい、子育て、近所づきあい、などすべてです。要するに結婚したことでアスペルガーである配偶者の母親になるのです。そしてすべてを背負い込む、ようになります。また、よく言われているように変化に弱いので、変化を受け入れられずにでる言動に、「人としてどうなの?」と感想をもつことになります。アスペルガーを知らない時点では、結婚を伴わない時点では、単に「変人」であったり、「キレやすい人」であったりしました。しかし、結婚という密接に一人の他人と向き合わなければならない関係では、「人としてどうなの?」という言動に接する機会がそこに加わります。また、アスペルガーである配偶者から責められると、いくら相手が客観的に観て悪くても「私が悪い」と自分自身を責めてしまいます。

一人のアスペルガーでもある★医師が著書で、「奥さんが理解者」、「奥さんがいないと何もできない」、「キーパーソンは妻」と述べています。また、「パートナーのセイにしてしまう」・「パートナーもそれを受け入れる」、ことから、「距離をとる必要」性も述べています。


必要なこととして、まず、今までのこちらからの働きはすべて、「無駄じゃない」と認識することです。そうじゃないと今までの行動がすべて無駄ということになり、虚しすぎます。そこから「つきあい方のコツ」が導かれるかという肯定的な視点から見る必要もあります。それには「根本的に考えを変える必要」を認識した方がよさそうです。その理由はアスペルガー本人が「(精神的な)安全が守られたら、モンスターにはならない」との発言もあるからです。その言葉から、何らかの対応は考えることができます。


具体的に困ること、そしてその解釈です。最後にその対策です。
困ることの一つはキレることです。これは見通しが立たないことに弱い、過去の何らかの傷を思い起こすフラッシュバック、がキレることの原因に考えられます。こちらが良かれと思ってする、見通しがつかない「サプライズ」プレゼントなどはもってのほかだそうです。キレることにあわせてモラハラ発言も最低限のルールを決める必要があるとのことです。つまり、サプライズなどのサービスは考えずにルーティンをつくりあげ、その中にルールを入れ込む、がその対策です。


アスペルガーの特徴として、★★感覚統合に問題があること、また動物的な面を持ち合わせる点、間がない、が述べられました。感覚統合の現れの一つ感覚過敏から、具体的には「胃腸が弱い」、「頻繁な頭痛」がみられます。動物的な面ですが、生き物としてよりプリミティブな感覚という意味です。自分の地位を脅かす人に対する敵対心もそれに入ります。これは仕事上の関係とは限らず、肉親にも敵対心が向けられる場合もみられます。「間がない」は極端ということですが、曖昧、「いいんじゃない」という感覚を持ち合わせません。他に「反省しない」、「話がかみ合わない」、「質問に答えられない」なども挙げられていました。

これらに関しては何らかの対策は語られませんでしたが、この現実を語ることで、各自が認識できたと考えられます。今後、日々の生活の中何らかの形で「モンスターにならない」ための対策が現れることを期待しています。



★星野仁彦著『発達障害に気づかない大人たち』(祥伝社新書190)
★★感覚統合とは、環境のなかで自分の身体を適応させるための感覚情報処理過程であり、この機能障害は、環境に対する適切な行動、運動、学習などを妨げると考えられている。近年、自閉症者らによって自らの感覚過敏、身体機能の障害(不器用)が語られ話題となっている。(fresh eye ペディアより抜粋)



感想と上に書ききれなかったこと
 語り合いでもでていましたが、アスペルガーは10人に一人(『発達障害に気づかない大人たち』より)、または30人に二人と言われているそうです。(未来や元も含め)配偶者は単純に数えてその同数程いることになります。星野氏(アスペルガー本人)が書いているようにアスペルガーは配偶者に対して依存しています。その配偶者は依存されるばかりで、母親役或いはモラハラの対象になるだけで、救われることが少ないように思われます。その中でどのように工夫していくか。まずは自分の防御とその対策が必要だと痛感しています。語り合いの中で「家族の愛情に限界」があることが述べられました。まずは自分自身の心身の健康、その上での対策であると順番が私の中で確認できました。
 また、日本と英語圏の違いも語られました。アスペルガーは言語の習得に才能がある人が多いです。日本は言語化されないコミュニケーションが多いのですが、英語圏の方が言語化されるコミュニケーションが多いです。アスペルガーは不確かなもの、空気を読むのが不得手であることから、日本で暮らすより英語を習得して英語圏で暮らす方がよりスムーズにいくのではないかとも思いました。これは各人の置かれている状況や考え、好みで可能、不可能に分かれるところではありますが。
 思いついた対策すべてが実行されるのなら、アスペルガー本人の才能が生かされるという利点もあるのですが、難しいですね。
 個人的にです。私にとって、アスペ夫が次のルーティンを大きく外すきっかけ(=アスペルガーがパニックを起こすこと)は’親の死’だと気づきました。帰って夫にそれを伝えたら、やはりズレた返答がありました。子どもの結婚も夫の反応を想像すると、恐怖ですが、この心配があることが考えから抜け落ちていました。
 対策、やはり必要です。対策までいかなくても、とりあえず認識すること、意識すること、大切です。
 今回もこのような会に参加させていただいたこと、感謝しています。 


以上です。
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by aaa-ruicchi | 2010-06-06 00:54 | ご参加へのお礼とご報告