☆偶数月第一土曜に語り合いの会をもっています☆


by あ~あ

4月3日にじいろの会ご報告

ご報告です。


本日、4月3日(土)、13時30分から新大阪のココプラザでにじいろの会が持たれました。

今日の主な話題は’アスペルガーである配偶者の立場’です。アスペルガーを配偶者にもつという立場であることで経験することの特異性を思いつくまま話し合いました。
アスペでなくてもお互いパートナーでありつづけることにはさまざまな問題があると思います。ただ、問題の質は明らかに違います。しっかりと経済的に自立する必要があるとの意見もありました。これは配偶者がアスペでなくても共通する解決策でもあります。ここでは、参加者の方が引用された書籍と発起人るいっちさんの用意されていたコピーの出典が同じでした。「一緒にいてもひとり」というタイトルそのものが、アスペ配偶者との結婚が大変かと連想させられます。

参考:カトリン・ベントリー著・室崎育美訳 『一緒にいてもひとり-アスペルガーの結婚が上手くいくために』

★アスペルガーである配偶者との関係(配偶者の立場から)
・アスペ配偶者はその配偶者に本性を出す(親には従うふり) 
 →アスペ配偶者の親の意見=「この子は手がかからない」
・‘パートナー’という意味の理解そのものが不明確に認識されている
 →「なんのために結婚したの?」とアスペルガーである配偶者に問うと、「さぁ?」、「みんなするから」
・異文化=「なんでそうなるんやろ?」と感想を持つ
・無意味=アスペ配偶者に対してのおこなったことはすべて、無意味 今までの苦労は水の泡
・情緒的に枯渇
・どう対応すればいいかわからない
・異星人

★アスペルガーの特質
・変化に弱い=ルーティンには対応できるが、突発的な出来事へはできない(対応の必要が感じられない)
 →パニックをおこす・一人になる・狭いところに入る
・奥深い=何らかのスペシャリストであり、趣味も奥深く極めている
・見通しがたれられることには強い
・見えている・聞こえているのに、理解していない
・わかりやすい関係ならOK=例えば上下関係・すべきことが明確な職場
・すぐ忘れる=どんなに激しく怒り狂っていても、翌朝何もなかったようにふるまう
・アンバランス(子どもに対して、ほったらかし←→つよくコントロールする)
・相手の気持ちに配慮できない、置き換えができない
・さじ加減がわからない

★理想的な、アスペ配偶者との関係
・相手のキャラをたてる
・お互いに育つ=共育

★複数人からの困ったこと具体例(アスペ夫と妻、妻の立場から)
幼い子どもが突発的な病気でそれに対応してるのに、まったく関わりのあることとして認識していない。 
そのような状況でも、自分自身の食事の準備ができていない等で、文句をしつこく言う。

◎参加者の方からご紹介のあった書籍です。
”An Asperger Marriage”
“Aspergers in Love”
Jessica Kingsley Publishersから、今日の話題に関する書籍が出版されているとのことでした。

◎参加者の方からご紹介いただいたセミナーです。
「第2回発達障害エンパワーメントセミナー~自閉さんの五感のアンバランスさと工夫法~」が平成22年4月18日13:30~あります。場所は三木市です。みきの会が主催です。

ブログ管理人の感想です。
 上に、(プライバシー配慮のため)具体例を除いた、参加者の方々からの活発なご意見を三つに分けて並べました(重複している文章がありますが、お許しください)。私自身が深く共感をもち書き留めた言葉です。このように何気なく出ている言葉一つ一つが日々の生活で得られない「共感」、「癒し」になります。今までのアスペルガーを配偶者にもっている経験は共感してもらえない、わかってもらえないことの連続でした。困っていること自体がわからなくなっていたのだと、参加者の方々の発言を聞きながら、自分で発言しながら、感じました。
 私自身、混乱しているときは、「ジェンダー」や「異文化」という言葉で、納得しようとしていました。男性と女性という性による社会的な役割からくるもの。結婚はどこの家庭でもそれまでの育った環境が異なることから、異文化だ。もちろん、結婚した男女の関係にはジェンダーや異文化は密接に関係があります。しかし、そうではなく、生得的な異なり(=アスペルガー)の上にジェンダーと異文化があるのだとやっと気付きました。
 この会は経験者の方とお話しでき、そのことで一息つける、ありがたい存在です。

以上です。
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by aaa-ruicchi | 2010-04-04 00:16 | ご参加へのお礼とご報告